車も走行距離や使用年数によっては寿命が来て廃車にすることがある。道具であるから当たり前のことなのだが、道具の中でも付き合いが長く仕事や遊びなど、いろいろな思い出と関連づいている。別の利用者のもとに渡るのであれば別だろうが、廃車によってこれから分かれて処分されるのかと思うと、友人と分かれるような悲しい気分になるものだと思う。
交通事故を引き起こす人には、要因がいろいろと含まれているのでしょう。苦しい状況はお互いと思ってよいでしょう。納得のいく説明を被害者側は求めているのです。現場で起こった状況をしっかりと説明していくことが求められるのです。粘り強い交渉も時には必要になるのでしょう。最後まで交通事故の話題から目をそらさないでほしいですね。
第63回毎日書道展(主催・毎日新聞社、毎日書道会)の入賞・入選者が4日発表された。公募の応募総数は3万1006点。県内では毎日賞の該当はなかったが、秀作賞に漢字1類・高橋美加(本名・美加子)さん(54)▽近代詩文書・廣庭青苔(せいたい)(同・勇助)さん(77)▽同・酒井佇泉(ていせん)(同・泉)さん(50)▽篆刻(てんこく)・飛田浪仙(ろうせん)(同・良太郎)さん(83)−−の4人が選ばれた。佳作は7人だった。入賞者は特集面に掲載する。
◆漢字1類・高橋美加さん=湯沢市
◇早朝に集中的に創作
「正直申し上げて、実感がわかなくて。これでいいのか、という気持ちでいっぱい」
毎日書道展審査会員の下田耿禾(こうか)さん=横手市=が主宰する「書道研究 耿禾会」同人で、同展に過去10回入選しているが、良寛の詩歌に挑んだ作品で初めての秀作賞に輝いた。「(その年)最後の錬成会で先生に(出展作を)選んでもらうが、自信がなくて毎年冷や汗が出る」と話す。
「自分の名前がうまく書けないという単純な理由で、30歳を過ぎて」書道教室に通い始め、人を介して「生涯の師」の下田さんと出会った。
ブティック店経営。書は早朝の1〜2時間、集中的に励む。「電気より日の光の中で書くのが好きですね」【佐藤正伸】
◆近代詩文書・廣庭青苔さん=秋田市
◇日々精進、いい作品を
詩人、草野心平の作品を書き、会友になってから5度目の秀作賞に輝いた。「余白、行間を多くとって明るく書こうと思った。(受賞は)正直にうれしい」と語る。
40歳ごろから毎日書道展審査会員の故・佐々木青洋さん(05年死去)に師事。書道の経験はなかったが、会社員だった当時、上司に連れられて訪れた骨董(こっとう)品店で5万円のすずりを買い、「鑑賞するだけでなく使いたい」と思ったことがきっかけだった。現在は自宅2階で書道教室を開き、小学生から高校生まで書道を教える。
今後は「日々精進し、いい作品を生み出したい。教え子の技量も向上させたい」と話す。【田原翔一】
◆近代詩文書・酒井佇泉さん=仙北市
◇吉報に驚きを隠せず
「しだれ桜を 揺らして 風が 遥か昔の時空から 吹くようだ」
故郷・角館の風景を織り込み、春を待ち望む思いを込めた詩を創作して書き、初めての秀作賞を射止めた。受賞を聞いた時は驚いて思わず「うそー」と声を上げた。「今も信じられない」と話す。
小学生から大学生まで書道を続けたが、就職してからは離れていた。10年ほど前に夫と共に由利本荘市に引っ越し、書道も再開。7年前から後藤竹清さん=毎日書道会参事、清芽会主宰=の下で学ぶ。5年前には角館に居を移し、改めて故郷の四季の美しさや、年中行事の豊かさを感じ、折に触れ詩作も続けている。「竹清先生、先輩方に教わりながらがんばります」【田原翔一】
◆篆刻・飛田浪仙さん=秋田市
◇思いと違う楽しさも
論語の「泰而不驕」(泰にして驕(おご)らず)と、抱朴子の「洗心革面」(心を洗い面をあらたむ)を彫った。会友として初めての応募で秀作賞。「連絡の電話をもらった時は、佳作と勘違いした。全然予想していなかったので、ただびっくりしている」と笑う。
84年に定年退職後、「昔の偉い人の言葉を学ぼう」と思い立ち、篆刻を始めた。90年から蓑毛个庵さんの指導を受ける。石を彫るには根気と技術が必要だが、「なかなか思い通りに行かないのがまた楽しい」。
高血圧や拡張型心筋症を患い、体調はままならない。それでも「死ぬまでやりたい。好きな時にコツコツできるし、腕は動くから大丈夫」と笑顔を見せた。【田原翔一】
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◆県内の入選者(敬称略)
◇公募
《漢字1類》斎藤坦蓮、平山松隆、米澤鳳亭(秋田)大塚清芽、船山渓石(能代)大坂静子、加藤環、柴田由美子、戸嶋〓舟、藤田勢子、間杉義子(横手)近藤羚羊(大館)後藤卓萩、菅静岑(湯沢)齋藤豊翠(由利本荘)佐藤晃山(井川町)柴田香苑(羽後町)
《漢字2類》加藤了楓、佐藤青琴(秋田)根本一栄(湯沢)中田一華(三種町)
《近代詩文書》柿崎真翠、鎌田一城、菅原青花、鈴木松一郎、成田暁翠(秋田)小野紅華(横手)青木和子、秋山由美子、打矢敏昭、江畑麻弥、遠藤佳苗、木内美代子、工藤桂子、工藤由紀子、熊谷寛子、小島弥恵子、今野滝子、斉藤裕子、佐々木文子、荘司真貴子、須田照子、鷹島瑠理子、高橋香奈子、冨樫良子、那須瑠美、長谷川美津子、畑中裕子、三浦麻代、村上奈津江(由利本荘)安倍はと子、齋藤志保(にかほ)近藤信子(三種町)
《大字書》海野燦翠(秋田)林美梢(能代)遠藤佳奈子、工藤歩美、高橋美智子、皆方映子(横手)遠藤芙美子、熊谷貞子、土田嶺水、松永景芳、三浦静蘭(由利本荘)高貝恵子(大仙)竹内美穂(にかほ)
《篆刻》佐々木芳章(秋田)原田満(羽後町)
7月5日朝刊
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